哺乳瓶の消毒はいつまで必要か【外出時の対策も解説】
こんにちは。ワークライフパパです。
ミルクを使って育児をされている方に大きな負担となってくるのが『哺乳瓶の消毒』ですよね。
我が家も途中から完全ミルクに切り替えたので、哺乳瓶の消毒が負担でした。
特に夜中の授乳後などはすぐに寝たいけど次の哺乳瓶のストックがもうない。。。『普通に洗うだけじゃダメなの?』と思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は哺乳瓶の消毒が必要な理由や、いつ頃まで消毒は継続すべきか、そして外出時にはどうしたらいいかなどを解説したいと思います。
哺乳瓶の消毒はなぜ必要か
そもそもなぜ哺乳瓶の消毒は必要なのでしょうか。
哺乳瓶の消毒が必要な理由は大きく3つあります。
1.赤ちゃんの免疫力が低い
これは色んなところで言われている通り、赤ちゃんの免疫力は大人に比べて低いので、哺乳瓶を消毒することで雑菌を繁殖させないようにして、赤ちゃんの病気への感染を防ぐためです。
赤ちゃんは大人と比べて免疫力がかなり低い状態で産まれてきます。
赤ちゃん自身の免疫が大人と同等になるまでに約10年かかると言われています。
産まれてすぐの赤ちゃんは母親から【母体免疫】という免疫をもらっているので、ある程度の病気は防げるようになっています。
しかし、母体免疫も時間の経過とともに減少し、生後6ヶ月あたりから赤ちゃん自身の免疫力に頼るようになります。
この時点でもまだまだ免疫力が低いため、哺乳瓶の消毒が必要になるのです。
2.哺乳瓶は雑菌にとって天国
哺乳瓶でミルクをあげると、ミルクのカスなどが溜まってしまいます。
ミルクは栄養がとても豊富なので、雑菌にはとっても繁殖しやすい天国のような環境です。
また、哺乳瓶をしっかり洗ったとしても、細かいカスなどが取り切れていない場合もあるため、そこから雑菌が繁殖してしまうリスクがあります。
きっちりと消毒をすることで雑菌の繁殖を抑え、赤ちゃんが感染症にかかるのを防ぐ必要があるのです。
3.水道水や家庭内の微生物の付着を防ぐため
きちんと洗剤で哺乳瓶を洗っていても、それを洗い流す水道水の中に含まれる僅かな不純物や家の空気中に漂っている微生物等が付着してしまう可能性があります。
赤ちゃんは免疫力が非常に低く、消化器官も未発達のため、外部からの攻撃に対する防御力がとても低いです。
こうした水道水にも含まれる不純物等も消毒をすることで、少しでも赤ちゃんが感染症にかかるリスクを減らして上げる必要があります。
いつまで消毒は必要なのか
先に結論から言うと、消毒は卒乳まで続けるのがベストです。
1歳前後までミルクをあげている場合は赤ちゃんの様子を見ながら徐々に消毒を簡易的なもの(熱湯をかけるだけ等)に変更しても大丈夫な場合があります。
あくまで自己責任とはなってしまいますが、私も周りの友人の話を聞くとだいたい1歳からはミルクを飲んでいたとしても哺乳瓶の消毒をしていないという方が多いように思います。
多くの医療機関でも最低生後12ヶ月までは消毒をすることが推奨されているので、1歳頃までは消毒を継続するのが良さそうです。
外出時の消毒はどうすればいいのか
ちょっとしたお出かけ程度であれば持っていった哺乳瓶を家に帰ってから消毒すればいいですが、泊りがけのお出かけなどになるとそうもいきませんよね。
そんなときに外出先でも哺乳瓶を消毒できたり、消毒しなくて良くなるアイテムがあれば便利ですよね。
ここではそういった外出先での哺乳瓶消毒対策についてご紹介します。
対策1.哺乳瓶インナーバッグ&おでかけ消毒ケースを使う
対策の1つ目は哺乳瓶インナーバッグ&おでかけ消毒ケースを使うことです。
インナーバッグを使うことで、哺乳瓶にミルクが直接触れることがないので、消毒も洗浄もする必要がなくなります。
デメリットとしては乳首の部分は消毒をしなくてはならないという点です。
インナーバッグは乳首部分はカバーできないので、どうしても乳首のところは消毒が必要になってしまいます。
そこで登場するのがおでかけ消毒ケースです!
おでかけ消毒ケースはコンパクトな消毒ケースで、乳首部分だけをレンジ消毒したいときなどにちょうどいいサイズです。
使い方も一般的なレンジ消毒と同じく水を入れてレンジでチンするだけ と簡単です。
価格も安く、使い回しもできるので、とても経済的です。
おでかけの際にはなるべく荷物は減らしたいですよね。
このセットがあれば哺乳瓶、乳首とも1セットずつだけ持って行けるので、省スペースですし管理も楽です。
私が購入しているインナーバッグはこちら、おでかけ消毒ケースはこちらです。
対策2.使い捨て哺乳瓶を使う
対策の2つ目は使い捨て哺乳瓶を使うことです。
これは文字通り使い捨ての哺乳瓶なので、洗浄も消毒もいりません。
いつも通り調乳して、授乳が終わったらポイっと捨てるだけなのでとても簡単です。
デメリットとしては値段が高いことです。
我が家も1度使い捨て哺乳瓶を使ってみましたが、値段が高いのであまり使わなくなってしまいました。
お手軽さはNo.1なんですけどね。
我が家が使った使い捨て哺乳瓶はこちらです。
対策3.フリーザーバッグで消毒ケースを作る
対策の3つ目はフリーザーバッグで消毒ケースを作ることです。
これは一番お金がかからない方法かもしれません。
この方法ではフリーザーバッグ(大きめ)とつけ置き除菌剤(ミルトンなど)を用意すれば完了です。
フリーザーバッグに水とつけ置き除菌剤を投入します。
そこに哺乳瓶と乳首を入れてチャックを閉めて置いておくだけ。
キャンプや災害時など、レンジが無いような環境でも除菌が可能です。
デメリットとしては、つけ置きが必要なので除菌完了までに時間がかかることです。
我が家では災害時に備えて除菌剤とフリーザーバッグをストックしてあります。
私がストックしているつけ置き除菌剤はこちらです。
まとめ
今回は哺乳瓶消毒の必要性やいつまで消毒が必要なのか、外出した際に消毒に使える対策グッズをご紹介してきました。
消毒は手間がかかりますが、大事な赤ちゃんの生命を守るためにとても大切なことです。
旅行などで泊まりのお出かけをしないという方でも災害時の備えとして除菌グッズを持っているといざというときに安心できます。
ではまた。