育休明けの共働き夫婦必見!子どもの急な発熱時の対処法

こんにちは。ワークライフパパです。
育休から職場に復帰したばかりの共働き夫婦にとって、子どもを保育園に預け始める時期は期待と不安が入り混じります。
特に朝の出勤直前や仕事中に子どもが急に発熱してしまった場合の対応が心配ですよね。
初めての発熱対応は戸惑ってしまうものですが、事前に対処法を知っておけば落ち着いて行動できます。
そこで今回は、出勤直前や仕事中に子どもが発熱した場合の対処や、どうしても休みにくい状況での会社への伝え方について詳しく解説します。
さらに、共働き家庭の強い味方である病児保育サービスの概要や、病院に行くべきかどうかの判断基準についても紹介します。
出勤直前に子どもが発熱した場合の対応方法

朝、「さあ出勤しよう」という直前に子どもの体が熱い…そんなとき親は焦ってしまいますよね。
共働き家庭では「今日はどっちが休む?」「会社になんて連絡しよう?」と一瞬で様々な考えが頭をよぎります。
しかし、そんなときこそ落ち着いて以下のステップで対処しましょう。
- 子どもの体調と熱を確認
- 保育園の登園基準を確認
- 夫婦でどちらが対応するか相談
- 職場へ早めに連絡
- 病児保育や親族のサポートを検討
1. 子どもの体調と熱を確認
まずは落ち着いて子どもの様子を観察しましょう。
体温を測り、平熱より高いか確認します。
機嫌や食欲はどうか、水分は摂れているかもチェックします。
高熱でぐったりしている場合は無理をせず看病に専念しましょう。
2. 保育園の登園基準を確認
多くの保育園では、朝の体温が37.5℃以上ある場合や明らかな体調不良時には預かってもらえません。
たとえ一時的に熱が下がったとしても、解熱剤を飲ませての登園は禁止が原則です。
朝37.5℃以上の発熱があれば、残念ですがその日は登園を諦めましょう。
3. 夫婦でどちらが対応するか相談
共働きの場合、まず夫婦で「どちらが休んで子どもの看病をするか」素早く相談します。
お互いのその日の仕事の予定や緊急度を確認し、どちらが休みやすいか話し合いましょう。
前もって交代で休むルールを決めておくとスムーズです。
片方に負担が偏らないよう、協力し合うことが大切です。
4. 職場へ早めに連絡
休む、または遅れると決まったら、できるだけ早く会社に連絡を入れます。
出勤前の段階で伝えることで職場の迷惑を最小限にできます。
上司や担当者に電話やメールで事情を説明し、急な欠勤・遅刻となるお詫びを伝えましょう。
最近は子どもの看護のための休暇制度(子の看護休暇など)を用意している企業も多いので、利用できる場合は利用しましょう。
5. 病児保育や親族のサポートを検討
どうしても夫婦とも休めない場合は、地域の病児保育サービスや親族に助けをお願いできないか検討します。
ただし病児保育は事前登録が必要な場合がほとんどなので、普段から準備しておくと安心です。
仕事中に保育園から発熱によるお迎え要請があった場合の対応方法

勤務中に保育園から「お子さんが発熱したので迎えに来てください」と連絡が来ることも、共働き家庭では珍しくありません。
突然の呼び出しに驚きと不安で頭が真っ白になるかもしれませんが、落ち着いて次のように対応しましょう。
仕事の切り上げと上司への報告
保育園から電話連絡を受けたら、速やかに上司や同僚に状況を伝えます。
「子どもが発熱し保育園から呼び出しがあったため、申し訳ありませんが早退させてください」と簡潔に報告しましょう。
緊急時であることは周囲も理解してくれるはずです。
進行中の業務があれば同僚に引き継ぎを依頼します。
パートナーへの連絡と役割分担
次に、夫婦間で連絡を取り、どちらが迎えに行くか確認します。
もし片方がどうしても抜けられない事情がある場合には、もう一方が優先して対応するなど臨機応変に協力しましょう。
どちらか一方に負担が偏らないようにすることも大切です。
「いつも私が早退している」「なんでこっちばっかり…」となってしまうと夫婦仲も悪くなってしまいます。
早めのお迎えを心がける
保育園から呼び出しがあった場合、子どもは体調が優れず不安な状態です。
できるだけ早く迎えに行ってあげましょう。
早く不安を解消してあげることで
仕事を休みにくい状況での会社への伝え方

「大事な会議がある日に限って子どもが発熱…」「立て続けに休んでいてこれ以上休みにくい…」そんな状況でも、子どもの看病は避けて通れません。
仕事を休みにくいと感じる場合でも、正直に状況を伝えることが大切です。
ここでは会社への伝え方のポイントと例文をご紹介します。
伝え方のポイント
• 早めに正直に連絡
子どもの発熱が分かった時点でできるだけ早く上司に連絡し、状況を正直に報告しましょう。
隠したり遅らせたりするとかえって信頼を損ねてしまいます。
• 簡潔に状況説明し、お詫びとフォローも伝える
伝える内容はシンプルで構いません。
「子どもが高熱を出した」「保育園から呼び出しがあった」など事実を端的に伝え、急な欠勤へのお詫びも添えましょう。
また、可能であれば「同僚に引き継ぎを依頼した」等、業務フォローの意思も伝えておくと安心です。
病児保育サービスの概要
「仕事を休めない、でも子どもは病気…」というときに心強いのが病児保育サービスです。
病児保育とは、病気の子どもを一時的に預かってくれる専門の保育サービスで、共働き家庭の強い味方と言えます。
多くの施設では生後6ヶ月~小学校低学年頃までを預かり対象としています。
利用には事前登録が必要
病児保育サービスを利用する際には事前登録が必要になる場合が多いです。
事前に自治体や運営施設で登録手続きを済ませておきます。
利用当日に医師の診断書や連絡票が必要な場合もあるのでよく確認しましょう。
当日の朝に予約が埋まってしまうこともあるため、利用が必要になったらできるだけ早めに予約連絡をします。
詳細は各自治体などに事前確認を
サービス内容や申し込み方法は地域によって異なるため、お住まいの自治体の公式ホームページなどで詳細を確認しましょう。
「〇〇市 病児保育」などと検索すると、対応施設や申込方法が掲載されています。
病院に行くべきかどうかの判断基準
子どもが発熱した際、「すぐ病院に連れて行くべきか、それとも自宅で様子を見るべきか」悩む方も多いと思います。
特に復職直後は子どもの体調変化に敏感になりがちです。
以下のポイントを参考に判断してみてください。
年齢と熱の高さ
生後3ヶ月未満の赤ちゃんが38℃以上の熱を出した場合は、すぐに病院を受診しましょう。
一方、生後6ヶ月以降の子どもで高熱でも水分が摂れて機嫌が比較的良いようなら、夜間は慌てず朝まで様子を見ても大丈夫なケースもあります。
症状の重さ
発熱以外に以下ような症状が見られる場合はすぐに医療機関に連絡・受診してください。
- 呼吸が苦しそう
- 激しい咳や嘔吐
- 発疹
- ぐったりして反応が鈍い
- けいれん(ひきつけ)を起こした
特に熱性けいれんを初めて起こした際は救急受診を検討しましょう。
水分摂取の状況
子どもが水分を受け付けない、おしっこが極端に少ない、泣いても涙が出ないなどの場合も注意が必要です。
脱水症状が疑われるときは早めに小児科を受診しましょう。
おわりに:備えあれば憂いなし
育休明け直後に子どもの急な発熱に直面すると、不安や罪悪感を抱きがちです。
しかし、これは誰もが通る道です。
大切なのは、事前の備えと周囲への協力依頼、そしてある程度の割り切りでしょう。
パートナーや職場とコミュニケーションを取り、本記事で紹介した制度やサービスも活用しながら乗り切っていきましょう。
無理をしすぎず、周囲に頼りながら頑張ってください。
ではまた。